パイピング始末がポイント。
こんなの作ります~!!
用意するモノ(今回の場合)
どれぐらいの大きさにするのか? 好みで「縦」「横」のサイズを決めます。
今回は出来上がりの大きさを・・・
「縦ー9.0cm」「横ー16cm」と、しました。
裁断の時には「タック分量ー6.0cm」を縦のサイズに加えます。
今回、下端は「わ裁ち」にします。
・・・なので、裁断はこんな感じ(左図)デス!
中表(なかおもて)にして、縫い代1.0cmで上端を縫います。
輪の状態にします。 上端は「毛抜き合わせ」の状態。
「毛抜き合わせ」にする時。
縫った所を一度アイロンでしっかり割ると、折り返した時に縫い目が沈み込まずに、キレイな毛抜き合わせになると思いますよ!
ピシッ!!っとアイロンで割る。
きちんと縫い目が折り返り線となる。
タック分量は6.0cmです。 6.0cmで充分だと思います。
ですが・・・好みで分量の変更をしても構いません。
裁断の時に気をつけて・・・クダサイネ!!笑
「A」「B」・・・どちらでも、お好きな方を!! ワタシは「B」デェ~ス!笑
「タックの位置、深さ」が、決まったらアイロンでしっかりとクセを付けます。
焦がさない程度の温度で・・・全体重を乗せるような気持ちで高圧!!デス。笑
「ペッタンコ!」に、してクダサイィ~!!
毛抜き合わせした縫い代に、シャーリングテープをたたき付けます。
ここは少し・・・頑張りドコロ・・・踏ん張りドコロ・・・ロッ!?笑
ペッタンコを目指して・・・
その小枝のような体をアイロンの上に乗せてクダサイィ~~~!!
そしてコレが、ちと厄介~。苦笑
9.0cm間にシャーリングテープ(ゴム)6.0cmを伸ばし付け(たたき付け)
します。
シャーリングテープは「表マスク側の縫い代」に付けます。
本体には付けないので、一度ひっくり返す必要があります。
ひっくり返す前に、テープを付ける側の縫い代にピンを打っておく(目印)と、良いと思います。
ひっくり返したら二つ折りにして、
中心になる位置にアイロンでクセを付けておきます。
クセ付けした位置から4.5cm、左右それぞれに印を付けます。
縫い代にシャーリングテープ(ゴム)を乗せ、返し針で端を留めます。
(写真ではプッシュピンで固定)
さて・・・ここからデス。(フフッ)
もう片方のテープの端を目打ちに引っ掛けて、ググゥ~~ッ!!・・・と
反対側、印の所まで引っぱります。
この、テープを伸ばした状態のまま ミシンで縫い付けます。
これがシャーリングテープの使い方です。
どう!?・・・っすか!? こんな風になりましたか。笑
ほな・・・次、行くでー。
グルッ!と、四方にステッチをかけます。
上ー1.0cm巾
左右ー0.7cm巾(タック留め)
下ー0.5cm~0.7cm(1.0cmは、ちと太いかな!?)
上端1.0cm巾ステッチ。
シャーリングテープを、たたき付けた時と同じように、ピンッ!!・・・と、
伸ばした状態でステッチ~。
・・・こんな感じぃ~。笑
今回は、バイアステープ「11mm巾」を使いました。
そして・・・
はいっ、注目デェ~~ス!! 注・注・注モクゥ~~ッ!!
バイアステープは表裏で1.0mmの差が付いています。
基本、「巾の狭い方が 表」(だと思う・・・。)
今回は「巾の広い方を 表」にします。 その謎は最後に分かる~。(ヒヒッ)
マスク裏面の上に、バイアステープは本来の「表」巾の狭い方を上にして乗せて下さい。 バイアステープ上下の「縫い代は1.0cm」
・・・よって、バイアステープは「11.0cm」にカットして2本用意。
バイアステープを広げて・・・
マスクの端、テープの端を揃えてテープ折り山位置を地縫い。
そしてココで一つ、小松こだわりのポイント~。
上下、テープの端は折らずに地縫いしてほしいデス。
端を折った状態で地縫いしてしまうと、マスクを挟んだ時に・・・
ホレッ!このとーり!! チラリと見えてシマウノデスヨ。(・・・)
・・・ってな、感じぃ~。
あと、もう少しデス!頑張ってクダサイ!!!
その1 両サイド、裁ち端から「5.0mm」縫い代カットする。
その2 バイアステープ縫い代端 折り山側を斜めにカットする
こんな風に地縫いしたら・・・
ペロッ!と、めくって・・・カットする。
折り山の方を・・・カット!じゃ。
ズバリッ!! ワタシにとって「マスクゴム」(紐)は・・・
「通すモノ」ではなく「はさむモノ」デェ~スッ!!(イヒッ)
あと2本縫えば終了~!!笑
Are You Ready?
パタンッ!!・・・と、折って、
地縫いを隠すようにステッチ留めしてクダサイ~。
今回、巾の広い方を表にしたのは、この為じゃっ!笑
・・・で、これが本物
「サマンサ」
(イヒッ!)
おつかれさまでした。笑
今回は「マスク」を作る事に対してのレシピでした。
ですが、自分自身このマスクを何枚も縫ってみて、
この小さなアイテムの中に、いくつもの「課題」がある事に気が付きました。
シャーリングテープ、バイアステープ、タックの表現の仕方、紐の合理的な通し方、
見え方を優先させた仕様の選択・・・。
マスク以外でも利用出来る要素があると思います。
今回は、あくまでも私自身の作り方をお伝えしただけです。
ご自身で、どんどんアレンジ、変更してくださってください。
皆さんの今後の製作活動において、何かヒントになれば私もうれしいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
小松しのぶ