CAD「縫い代巾の変更」

「脇のスリット」など、途中で縫い代の巾を変更させたい時がありますよね!?

 手でパターンを引く時は・・・

「定規」や「Dカーブルーラー」を使って、サクサクッ!と

書いていませんか!?(笑)

ところが、この作業をCADでやろうと思うと・・・

なかなかメンドウ・・・なんですよ。(苦笑)

今日はご参考までに私のやり方をご紹介デス。(笑)


使うメニューは「縫い代」

ショートカットキー「S」

「東レ クレアコンポ」

    縫い代

「作成基準は時計周り」

    デス。


まず・・・

「ノッチ位置」と「ノッチ上1.5cm」で線が切れている状態にします。

「点追加」で、その2箇所に「点(端点)」を作ります。

結果・・・1本の直線が3本に切り離された状態になります。

「ノッチ上1.5cm」

この間で縫い代の巾が切り替っていきます。

*縫い代の巾とのバランスで「切り替り」の傾斜が「きつい」と思ったら・・・

 ノッチ上1.5cmよりも遠い(長く)位置に点を作ってあて下さい。



上下に並んだ二つの点。

縫い代の「傾斜の始まる点」の性質を

「延長」から「傾斜(曲)」に変更します。

図では「傾斜(曲)」になる点が、左右で違っています。

ここを注意して下さいね。 右は上の点 左は下の点・・・デス。

 

ここで改めて言います!

「東レ クレアコンポ」の縫い代「作成基準は時計回り」・・・デス。


いよいよ最終段階です!(笑)

縫い代の巾を・・・

地縫いの所は「1.0cm」スリット部分は「2.0cm」と、してみます。

・・・で、問題の縫い代巾が切り替る「1.5cm間の縫い代巾」ですが、

ここは「一つ手前の縫い代巾と同じ」にしてあげます。

なので・・・

右は・・・身頃地縫い部分と同じ「1.0cm」にする。

左は・・・スリット部分と同じ「2.0cm」にする。

・・・で、終了デェ~ス!!(笑)

私は東レの「クレアコンポ」を使っています。

「クレアコンポⅡ」の方にも少しは参考になるとオモイマスガ・・・(苦笑)

東レのCADでなくても・・・CADは「習うより慣れろ」デス!

使い続けていれば時間と共に上手になります。

大丈夫です!!(笑)