修正「前丈の不足」

標準サイズの体で教本通りに製図すれば、ピッタリサイズ!!

・・・全てが、そうなれば苦労はシナイ。(苦笑)

でも見方を変えれば、修正した分「知識も豊富」になる。

・・・と、考えれば得した気分!(笑)

今日は「ポッコリおなかでスカートが吊り上がる」と言う悲劇の直し方デス。

レシピには・・・

「おなかが出ていると、その丸みに布地が引っ張られ、前丈が不足して前裾が上がってしまう」・・・と、アリマシタ・・・確かにぃ~。

修正の仕方としては・・・

不足した前丈分を裾が水平になるまで

ウエスト位置で追加してウエストラインを訂正する・・・と、ココまででした。

・・・が!

チョッ、チョット、マッタァ~!! アチキにも一言わしてクレェ~イ!

 

私から、ちと追加コメントです。

前丈の追加だけで裾ラインが水平にならない。

丈を伸ばしたところで、おなかにつっかえて前中心がストンッ!と落ちない。

・・・と言う場合は「おなかを収める幅が不足」しています。

今回のような場合に限らず、

丈が不足する原因は「距離」ばかりの問題ではありません。

「幅の不足」で、引っ張られて吊り上がる時もあります。

前丈の追加だけで裾ラインが水平にならない時は、

ダーツの位置で、横幅を少し追加してあげて下さい。

いくら前丈を追加してもミドルヒップの所でパツンパツンだと

生地は下に落ちてはいきません・・・よ。

「押してもダメなら引いてみな!」・・・ではなく

「伸ばしてもダメなら広げてみな!」(字余り)・・・オソマツ。(笑)