「切り替え」に見える「前ダーツ」

「ジャケット」などで見かける・・・この形。

ダーツを利用してパネル切り替え風に・・・まぁ、そんな所でしょうか?(笑)

切り替えを入れない分、スッキリとしていて・・・

「前の面」「前脇の面」・・・と、形も立体的になる。

裁断方法として、なかなか良いと思います・・・が、

限られた面積の中での「寸法の振り分け方」や「ダーツ分量のバランス」が、ちと難しいかな!?・・・って、思います。(苦笑)

このパーツを作った時の・・・陥りやすいパターン。

 

1、胸の部分の中心側のカーブと脇側のカーブに差が付き過ぎると

  「自然な胸のふくらみ」になりません。

    見た目のカーブがキツ過ぎる時は少し削ってみてください。

    「削った分、寸法が小さくなるのでは?」・・・たぶん大丈夫だと思います。

    「寸法が小さくなる」ではなく「余分を削った」

      と、言う事になっていると思います・・・よ!(笑)

2、ウエストのダーツ分量に対して、ダーツの長さが足りないと

     「ダーツ止まりで尖ります」

  特に、この場合のダーツ止まりは「ダーツはここまで!」と、

      見た目を優先して決める事が割りと多いです。

  ダーツ分量を減らせない時は・・・残念ですが裾までパツン!と、

      切り離した方が良いかも知れません。
  切り離した上で、自然なカーブになる様に裾巾も少し追加して

      あげてください。

  デザイン上、切り離せない時は「見た目のダーツの長さ」で

    「キレイに処理できるダーツ分量」を目指して

  ダーツ分量を調整してみて下さいね。(笑)