CAD「複数で出来ている1本の線」

「1本」に見えてはいるけど・・・

実は「1本」ではない事がある・・・のが「CADの線」です。

左端の図は「10本の線で構成」されているように見えます。

手でパターンを引いた時は確実に「10本」です。

真ん中の図は「線の端点」を表示させたものです。

紫の印は全て「端点」です。「端点」とは「線の切れ目」です。

このパーツは10本ではなく「21本の線で構成」されていました。

CADで操作を加える時は、

この「21本の線」に対して個別に操作が加わる・・・

と考えた方が良いと思います。

東レ クレアコンポ

仕上げ、チェック→チェック→端点表示

ショートカットキー「Q」



「端点」は、なるべく最小限の数で、とどめる事を心がけましょう。

「端点」は・・・

表示させない限り・・・線を動かさない限り・・・分かりません。

上の図の「ノッチまでの距離は7.5cm」です。

「端点の整理」をしておかないと

「ノッチまでの距離は6.6cm」と、間違えるきっかけになってしまいます。

お気をつけあそばせ・・・。(笑)