「ウエストライン」と「フレアー」(1)

かれこれ25年以上「スカート」と言うモノは、ホントーに滅多にハキマセン。

20代の頃はパターンも、チョー簡単な「サーキュラースカート」が好きで

自分で縫ったりして、はいていましたぁ。(笑)

今日は・・・

フレアースカートの「ウエストライン」と「蹴まわし」の関係を

少しお話します。

Aラインのパターンを利用してフレアーにする時は

ダーツの線を「基点(図)」まで引きなおして・・・

ダーツをたたんで裾で開きます・・・こんな感じで展開します。

この操作で「ウエストライン」が中心から脇に向かってググッ!と、

せり上がります。これが大事デス!(笑)

ボーダー柄で作ると、その様子がよく分かります。

ボーダーラインが中心から脇に向かって

下がって行きます。・・・これが「正解」です。


フレアー分量マックスの「サーキュラー」は、

中心から脇に向かって「90度」せり上がります。

図のように追加したいフレアー分量を脇だけで追加すると、

金魚のヒレみたいに脇の裾だけが・・・ヒラヒラァ~(!!!)

ですが、目指すスタイルが「脇だけヒラヒラ」なら大正解!!デス!(笑)

「フレアー分量」に比例して

ウエストラインの「せり上がる高さ」も高くなるはずです。

 

「フレアー分量」「せり上がる高さ」照らし合わせながら確認してみて下さい。


パターンに操作を加えた時は・・・

「操作する前」と「操作した後」の「形の変化」も、気にして見て下さい。

「ここをOOcm」とか「この線とぶつかった所」など・・・

そんな難しい事ではなく・・・

「この場合だと、こんな形になるはず!?」

想像した形にするためには「どんな操作をするのか?」・・・です。

「操作を加えて結果を得る」「結果から操作を紐解く」

考え方も一方通行だとパターンを引くのも窮屈になりますね。