「控え分」「上のり分」「厚み分」

上衿を展開する時・・・

こんな感じにシマスヨネ!?

裏衿(地衿)を切り開いて、表衿に展開・・・デスネ!(笑)

ではでは、この「切り開き分」をどのように決めていますか!?

「これぐらいかな?」

なぁ~んて、なんとなぁ~く決めてイマセンカ?(苦笑)

よく聞くこんな言葉・・・

「控え分」「上のり分」「厚み分」

私なりに考えてみました。(たぶんこんな感じぃ~)

  • 控え分・・・
    二枚のパーツを中縫いで縫い返した時に
    裏面が表に吹き出ないようにする為に縫い目をずらす距離
  • 上のり分・・・
    1、裏面の折り山を表面が乗り越える時に必要な距離
    2、裏面に表面が重なった時に裏面を充分の覆える面積を目指しての調整
  • 厚み分・・・
    二つ折りにした時に折り山に使われる距離・・・と、考えてみました。

特に「厚手の生地」の時は、こう言う事で距離(寸法)を使われて

目指す大きさより小さく上がったりします。

薄手の生地の時は大して問題にはなりませんが・・・

「厚手の生地」を使う時は、生地を二つ折りにして

「折り山の厚み」を測りパターン展開に反映させた方が良いと思います。

「いつもの感じ」「いつもの調子」

・・・時には通用しない事もアリマス・・・ヨ!

お気をつけアソバセェ~。(笑)