「並毛裁ち」「逆毛裁ち」の見え方

今日はサクッ!・・・と、

文化の夜間に通っていた頃に先生から教わったお話デス!

 

毛足のある生地。

ベロア、ベルベット、別珍、コードュロイ・・・皆さんも何度か使ったコトがあると思いますが・・・

その時に、気をつけるのが「裁ち方向」

並毛立ち、逆毛裁ち・・・聞いた事ありますよね。

「並毛」「逆毛」の見え方の違いのお話です。


「並毛裁ちの場合」

毛足が下を向くため光を反射して光って白っぽく見えます。

 

「逆毛裁ちの場合」

毛足が上を向くため光を吸収します。そのため生地の本来の色を出せます。

 

・・・なので「逆毛裁ち」にする場合が多いです。

逆に「ファー」などの時は「並毛裁ち」にした方が良い時もありますね。

 

「普通、こう言うのは逆毛裁ちだからぁ~・・・」ではなく、

ライトの下で生地を、並毛にしたり・・・逆毛にしたり・・・して

色の見え方を確認して目的を持った上で

指示をだすようにシテクダサイネェ~!(笑)