合い印のポイント(2)

合い印のオハナシ・・・「その2」でゴザイマス。

やはり「ノッチ」はミシンに乗った時の心強い「助っ人」です。

裁断の時に、チョンッ!・・・と切り込みを入れて置いてもらうと

確認する為にパターンを持って、ウロウロする回数もググッ!と,

ヘリマスゥ~~。(笑)

仮に自分がミシンに乗らずとも、そう言う気持ち・・・

大切デス。(笑

 

 

コートの前端など・・・

あら!?・・・

調子良く縫っているけど表と見返しの前端は仲良く同時に

ゴールできるかしら?・・・

そんな不安を解消する為にも、

距離の長い所は、等分割で合い印を入れた方が良いですね。(笑)

そして「中表にして接ぐ所」ですが・・・

「納期と仕上げる枚数」が決まっている既製服は、

中表に重ねた時に接ぎ合わせる線が極力「同じ傾斜」になっていた方が縫いやすいと思います・・・が、

同じ傾斜に修正出来る所、どうしても同じ傾斜にしたくない所・・・やっぱりありますねぇ~。残念!(苦笑)

「同じ傾斜に出来ない」のであれば、

中表に重ねた時に「分岐点となる位置に合い印」を入れて下さい。

「ここから向きが変わりますよぉ~!」

・・・縫製する方達へのメッセージです。(笑)

「パターンを作る時に利用する合い印」と「縫製の時に利用するノッチ」は

ビミョ~に使用目的が違う場合があります。

 

・・・ハイッ!私の個人的な意見デス!

「縫製の時に利用するノッチ」が優先デス!

このパターンで自分が縫製する・・・と思って「合い印」を入れて下さい。

CADの場合も「コーナーノッチ」入れて下さい。

(よろしくお願いします・・・ね。(笑))