床あがり

個人的には好きデス・・・「バイヤス裁ち」

 

縦地取り(もしくは横地取り)と比べると

「しなやか」にもなり「若干の伸縮性」も加わるので

見た目にもやさしく、時にはダーツなしの状態で、いけちゃう・うっ!? 笑

・・・が、しかぁ~しっ!!!

何事も全て良い事づくし!!・・・とは、イキマセヌゾォ~!

 

えぇ~~、先ほど述べました「若干の伸縮性」

「若干」なら良いのですよ!!「若干!」ならばぁ~。

コイツが「フレアーワンピース」「ロングのフレアースカート」

・・・と、なると・・・ちと、話がカワル。

(変わる・・・かわる・・・カワル・・・KAWARU~

パターンで、キレイに裾ラインを作ったところで、

そんなモノは「夢」となってしまうのですよー!!!(フフッ・・・)

 

ロング、バイヤス裁ちは伸び放題!!

裾のラインは歪み放題!!

 

敵がしかけてくる「反則技」(?)

打つ手なしかと思いきや・・・皆様、ご安心を。(ニヤリ)

 

そうそう好き勝手ばかりには、させませんぞぉー!

オレッチは!!笑

伸びる・・・伸びる・・・とは言っても、

何事も「限界」が、あるのですよ。

 

「伸びるなら伸ばしてしまえバイヤスをー!」

(ドコカデキイタヨーナ!?笑)

図(中央)のように「荒裁ちをしたパーツ」を

糸で束ねて、2~3日吊るしておきます。

こんな風にして、ある程度「伸ばしきった状態」にしてから裁断すると

着用するようになってからの「伸び」は防げると思います。

(完全に!・・・とは、いきませんが)

次に「裾上げ」です。

「セミフレアー」ぐらいなら、

「吊るし」の後で本裁断をして、普通に縫製に入っても大丈夫・・・かな!?笑

 

ただこれが「全円サーキュラー」などの

蹴回しの非常に大きいモノとなると、さらにもう一手間!!デス。

「バイヤス」だろうが「縦地」だろうが・・・

蹴回しの大きい裾ライン。

「パターンでキレイに書いた裾ライン」

「着た時にキレイに見える裾ライン」・・・は、違うのですよ。(残念!!)

図(左)のように、ボディーに着せて

グルッ!と一周「床上がり」を測り印を付けます。

 

グルッ!と一周・・・

ボディーを少しずつ回してくださいぃ~。

決して、ご自身がボディの回りを回らないよーにー!!笑

(経験者は語るぅ~笑)

「付けた印」をキレイに繋げて、裾上げです。

「床上がりを測るまで裾ラインは決められない」・・・と、言う事です。

手間はかかりますが、ほぼ安定した状態で「キレイな裾ライン」を

保つ事が出来ると思いますよ。(たぶん 苦笑)

そして・・・余談です。(根拠がないからぁ~ 苦笑)

「伸びる」と言う事と「面積が増える」と言う事は違います。(たぶん)

 

バイヤス裁ちにして、生地の重みで伸びた時・・・

幅は痩せてしまいす・・・と、思います。(目撃者は語る。笑)

たぶん・・・

こんなイメージの悲劇が

繰り広げられているんだと思います。

 

注:意見には個人差がアリマス。

  こんばんは、NHKデス。


当たらずとも遠からず・・・

「丈の長いバイヤス裁ち」の時。

こんな事もあるんだな!?・・・わきまえた上で製図してみてクダサイ!!